2011年12月12日

適度な運動で糖尿病を改善

私たちの日常の活動を支えるエネルギー源の一つが血液中のブドウ糖(血糖)です。
この血糖の値が高い状態が続くのが、糖尿病です。

糖尿病はただ単に血糖値が高くなるだけではありません。
余分な血糖が末梢神経や血管を傷めつけ、さまざまな合併症をもたらします。
糖尿病が「厄介な病気」といわれるのは、そのためです。

糖尿病の合併症では、「糖尿病性腎症」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性抹消神経障害」がもともよく知られていますが、このほかにも太い動脈が傷んでしまう「大血管障害」があります。
この大血管障害の代表が動脈硬化です。

動脈硬化は加齢にともなう老化現象として起こるものでもありますが、糖尿病患者は健康な人よりも10年以上早く動脈硬化が起こるといわれています。
動脈硬化が促進されるのですから、当然、脳梗塞にかかる率も高くなるというわけです。

糖尿病の症状は、やたらのどが渇く、尿の回数が多い、視力が落ちる、手足がしびれるなどです。
しかし、糖尿病の初期にはこうした症状を自覚することがほとんどありません。


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Posted by ben at 18:34 │糖尿病