スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年08月30日

動脈硬化

体の中で、動脈硬化がじわじわと進行していても、何らかの病気の兆候があらわれない限りは、本人は自覚しません。

粥状硬化が冠動脈で進行し、血管の内腔の75%以上の断面積を狭めると、その部分の血流の流れは、非常に悪くなります。
このような動脈硬化の状態で、急に体を動かしたり、運動したりすると、心臓がより多くの出血を必要とします。
ですが、血流の流れが悪くなっているため、酸素の供給不足が生じて、その結果、血管領域の筋肉に酸素や栄養が行きわたらなくなり、一時的に心筋虚血がおきます。
この発作が「狭心症」です。  
タグ :動脈硬化


Posted by ben at 18:10中性脂肪

2011年08月17日

コレステロール

コレステロール値は歩行のような比較的軽い運動でも、長期にわたって(半年くらい)続けてみたところ、効果がみられたという報告があります。

一般的に、高齢者の場合は、特に強度の高い運動は危険であり、中等度以下の運動を長い期間続けた方がコレステロールを下げるためにはよいと考えられています。
具体的には、最大酸素摂取量の50~60%にあたる中等度運動を1回に10分以上、週3日以上行うと効果があるとされています。

運動の種類も散歩、ジョギング、ラジオ体操、自転車エルゴメーター、水泳など、全身を使った動的な有酸素運動がよいとすすめられています。

最大酸素摂取量の50~60%の運動強度というのは、40~50歳代で脈拍数120/分、60~70歳代で100/分くらいになる運動で得られます。  


Posted by ben at 10:02コレステロール

2011年08月13日

I型(即時型)アレルギー反応

IgE抗体である免疫グロブリンEと、ヒスタミンを多く含んだ肥満細胞が主役になってい引き起こされるのが、即時型のアレルギー反応です。

肥満細胞は気管支や鼻粘膜、皮膚など、体の組織に広く分布しています。
そしてIgEは血液中にも存在し、肥満細胞の表面にも結合しています。

アレルギー体質の人は、血液中のIgEが増加している傾向にあり、体内のあらゆる場所で肥満細胞と関わり合い、連鎖反応を起こしてヒスタミンなどの化学伝達物質を活性化させてしまいます。

即時型のアレルギー反応が気管支で起きると、ヒスタミンの作用で気管支平滑筋の収縮が起きて、喘息発作が誘発されます。
また皮膚の血管でこのアレルギー反応が起きると、ヒスタミンの作用によって血管透過性が上昇し、血漿成分が皮下ににじみ出して、蕁麻疹が誘発されます。

アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、花粉症なども、この即時型アレルギー反応に含まれます。  
タグ :アレルギー


Posted by ben at 19:19アレルギー

2011年08月05日

肝臓が及ぼす体への影響

〇足のむくみと腹水
足のむくみと腹水は、肝臓でのみつくられるアルブミンというたんぱく質の血液中での不足と、胃腸などから肝臓へ流れ込む門脈血流の圧の上昇とによって生じます。

本来は尿に出るべき水分が、体の低い所やすき間の広い部分に溜まって生じる症状のため、まず尿量が減り、続いて足のむくみ、さらにお腹の張りを感じるようになるのが通常の経過です。

利尿剤の投与のみで改善しないときは、アルブミン製剤の点滴静注が行われます。
ときに合併する腎臓病のたんぱく質によって血液中のアルブミンが失われ、症状がより強調されることがあります。

〇肝臓性脳症
劇症肝炎のように急性にあらわれる場合と、非代償期の肝硬変のように、慢性に反復して起こる場合とがあります。

急性の場合は、傾眠状態から昏睡に至り、また回復する経過がわりあいはっきりしています。
しかし、慢性の場合は、羽ばたき振せん、時や場所に対する指南力の低下、計算能力の低下など典型的症状が揃うときと、不定の精神神経症状が出没し、老人性痴呆などとの鑑別が困難なとこもしばしばあります  
タグ :肝臓


Posted by ben at 21:53肝臓