2012年04月20日

アトピーの症状と治療法

痛いのを我慢するのも大変ですが、もしかしたらそれ以上に我慢するのが大変なのは痒みなのかもしれません。
アトピーはかいてしまうと症状が悪化するので医者はかかないように・・・・と注意するでしょう。
しかし、アトピー患者は我慢できずにかいてしまいます。アトピーのかゆさはどれぐらいのかゆさなのかというと
あるアトピー患者の体験談では、蚊にさされた時の20倍のかゆさだと答えていました。
蚊にさされてかゆくて眠れない時ってありますよね。その20倍なんて想像もつきませんが、またあるアトピー患者は
気が狂いそうなかゆさだと答えました。医者のかかないで下さいという言葉は百も承知で、それでも痒みを我慢できずに
アトピー患者はかいてしまうのです。

ではそんなアトピーの症状にはどんな治療があるのでしょうか?
軽いアトピーの症状ならかゆみ止めの保湿剤がドラックストアでも手に入りますが、それでは効果がないという場合は
ステロイドやタクロリムス、抗ヒスタミン薬などの薬を使います。
これらの薬はアレルギーに反応して起きるアトピーの免疫反応を抑える事でアトピーの症状を改善させます。

ただ、ステロイドなどは皮膚の炎症に対して画期的な効果が見込まれる薬ですが、同時に副作用が強い事を忘れてはいけません。
いくらアトピーの症状を抑える事が出来ても、他の症状が出てしまうと大変ですから、この薬は使用する量の調節がとても難しい薬なのです。



タグ :アトピー

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Posted by ben at 10:42 │アレルギー